ことりちゃんたち

 

あるとき、孵化して間もない鳥の彫刻を見ました。

グロテスクで生々しい、奇妙な印象でした。

イメージと形状が強く印象に残りました。

そのイメージを用いて現れたのが、ことりちゃんです。

この世界になじむことを知らない、異次元からの使者のような存在です。

 

 

 

 

 

 

羊たち
何を描こうか思いあぐねていた時に目に入ったのがスリッパのワッペンの羊でした。もこもこした愛らしい容姿とは裏腹に、何を考えているのかわからない、そんな風にも思います。
実物の羊はかわいらしいんですけどね。


展示について など

 

展示が好きです。世界観を体感できる。

自分の世界観が私自身まだ理解できていない部分が多々あるので展示で空間ができた時点で今回の展示はこういう感じなのだなと全身で理解します。

 

大作は展示の予定によって描きはじめることが多いので、大作つくりのきっかけでもあります。大きい作品は対峙した時のインパクトが強く身体的に訴えかける力が強い。身体性も強く興味があるので、これから重点を置いて制作していきます。

 

一時期金銭的な理由がきっかけで展示を控えていました。金銭的な状況は変わりませんが、やりたいことをあきらめないで行きたい。立体的な形状も用いた展示を行っていく予定です。

いろいろな展示をしてみたい、欲があります。

かみさまのボート

わたし達は小さな小舟のような存在で、大きな流れに導かれ行くべきところに流れ着く。
そんなイメージで個展タイトルをつけました。